読解力の鍛え方
前回の記事で、学力は読解力に左右されると書きました。
なぜかというと、質問される日本語を的確に読まないと解答にたどりつかないからです。
分からないことを調べたくても、言葉が分からなければ、検索できません。
正しく日本語が読めないと、正しく理解できません。そう、自分の考えも話すことも書くこともできません。ですから、イライラが募るばかりです。
「なんかムカつく~!」そればっかり言っていませんか?
それは、自分が考えていることが言語化できていないから起きるんです。
ではどうやって、日本語力、読解力を磨けばいいのでしょうか?
ひと昔前は、新聞を読むといいと言われていましたが、最近では新聞を定期購読している家庭は少ないですので、これは時代錯誤のアドバイスですね。
スマホでニュースを読めば・・・とは絶対に言いません。ネットニュースは釣り記事が多く、まったく勉強にはなりません。百害あって一利なしです。
やはりここは、読書が一番、地味ですが効果があります。
小学校低学年なら、絵本を卒業したのなら、青い鳥文庫など、図書館で読んでいくといいです。昔の偉人たちの伝記シリーズを読んでいくと歴史の勉強にもなります。最初は、マンガで読んでいくのもいいです。
漫画で読書の習慣がつけば、文字だけの本へと進んでいきます。
『オズの魔法使い』、『モモ』、『チャーリーとチョコレート工場』など。さまざまな児童文学がありますので、そこら辺を読んでいきましょう。
そして読んだら必ず、その本の内容を自分の言葉で話し、感想を言いましょう。できれば、ノートに書くのがいいです。書き方は正解はありませんので、これは書くことが練習になると思って書いていきましょう。
日記を書くというのも読解力を鍛える方法にもなります。
日記のことについては、また次回にしておきます。
2024年4月8日